賃貸アパートの立ち退きの相場はどれくらい?期間は?

カップル・ファミリー
この記事でのポイント
・どういった物件が立ち退きになる可能性が多いか
・古くない物件でも立ち退きになるケース

・どれくらいの期間?
・相場?

といったことをまとめました。

どういった物件が立ち退きになる可能性が多いか

立ち退きになることがケースとして多い物件は

いわゆる築年が経っている物件です

アパート物件では築35年前後

マンション物件では築50年前後

なんてケースが多いです。

理由としては建替による取り壊しがケースとしては多いです

老朽化してきて賃料が低くなる一方というところから

新築物件に立て替えて賃料が高い物件にすることで

収益を見直すという考えもありますし

もしくは建物のメンテナンスをしっかりはしていて

まだ5年くらい建て替える必要がないと思われる物件でも

万が急に劣化が進行したケースなどを想定して

建物の安全面から建て替えるというケースもあるからです。

古くない物件でも立ち退きになるケース

古い物件でなくても立ち退きになるケースがあります。

それは分譲マンションなどで

購入後数年間は貸しに出していたものの

オーナー側の環境が代わり

オーナー自身がそこに住むといったケースになることや

物件が売却されて

新オーナーが収益でなく

自身が住むケースや家族などに住ませる為の物件として使いたい

といったところから立ち退きになることもあります。

上記のような築年が古い物件よりかは

可能性としては低いものではありますが

築年が浅いからといって

立ち退きにならない可能性がゼロではないのです。

どれくらいの期間 

では立ち退きの通知があってから

どれくらいの期間で立ち退きをするものになるかと言いますと

目安としては約半年と言われています。

借地借家法では

立退きの通知に関しては、

契約期間満了の6カ月前から1年前までの間に行わなければなりません。

そのためオーナー側の方では

余裕を持って半年よりも前から交渉を進めていくこともあります。

また立ち退きの交渉に関しては

オーナー側が直接お話をするケースもありますが

間に管理に入っている不動産屋さんが窓口として入るケースもよくあります。

オーナー側も直接の交渉ですと

中々冷静になれなかったり

間に窓口の不動産会社を設けることで

冷静に現在の入居者の主張も受け入れられる

ということもあるので

そのような形で立ち退きに関しての

条件の話合いが進められるケースがよくあります。

相場

賃貸住居物件の立ち退きの一般的な相場としては、

おおよそ賃料の約4〜6カ月分となっています。

ここで1点いえることとしては

法律で定められている金額ではない

ということです。

入居者に円滑に立ち退いてほしいといった部分から

オーナーが新居へ引っ越す支援という形で

立ち退き料を払うと考えになります。

中には立ち退きを早めにしてもらったら

元の提示していた金額よりも多めに出します

といったケースもありますし

実際に移転先が決まったが

引っ越し業者代が提示額では補えない

粗大ゴミの処理代が補えない

といった部分をオーナーに交渉して

それをオーナー側が負担することを追加OKしたというケースもあります。


無茶な交渉はオーナー側もさすがにのんでくれない可能性は高いですが

上記のような

引っ越しをすることで必要内容で

追加で発生した費用に関しては

オーナー側に出してもらえるケースもあるのです。

まとめ

賃貸物件に住んでいて

立ち退きになる可能性はどの物件でもゼロではありません

また実際に立ち退きになった際にも

すぐに出ていけということにならないことと

立ち退き費用に関してはオーナー側と

話合いながら進めていけることもできるというものになります。

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